にゃんこママの独り言

発達グレー息子とうつ病ママの育児奮闘記です!

たくさんのチャレンジをさせたい!

俳優の栗原類くんが書いた本「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」を読みました。

共感と勉強になるの嵐でしたが、その中でも一番共感したフレーズがこちら。

「僕はショーのオーディションを受けたり、落ちたりの繰り返しが多かったため、『これに落ちたらこの世の終わりだ』という気持ちは全くなかった」

早い時期からオーディションという試験を受け続けることで、不合格にも耐性がついたという話は驚きでした。

私自身は高校、大学受験はあまりチャレンジはせず、合格できそうなところに行ったため、就職試験でマスコミを受けるとき苦労しました。
一社落ちる度に、「この世の終わりだ」「自分はダメなんだ」と思っていた時期があります。

息子が私と同じように簡単に挫折しないよう、栗原くんのように子どものうちからたくさんチャレンジさせ、落ちることも経験させた方がいいのかもしれないと思いました。


栗原くんはこうも書いています。

「たとえ一社受からなかったとしても、別の事務所でべた褒めされることもあります。
いつも親に言われていたのは『捨てる神あれば拾う神あり』です。
今ここで選ばれなかったとしても、この先ずっと選ばれないわけじゃないし、今ここにいる人にとってはピンとこなくても、この先出会う誰かが才能があると認めてくれればそれですむ。
人生は長いんだし、この先数えきれないほどの人に出会っていくんだから、今選ばれなくても問題ないと。
選ばれないことでメンタルが傷つくこともないし、選ばれたときに無駄に浮足立つこともない。真に受けない心を持つようになったと思います」

この先、息子も小学校で支援級か普通級かの選択から始まり、高校、希望するなら大学進学などいろんな選択、試験が待っていると思います。
それだけではなく、本人がやりたいと思うことはたくさんチャレンジさせ、もし不合格になった時にはこの言葉を送りたいと思います。