私は小学生のころ、頭がよくはありませんでした。
特に算数は苦手で、九九も時計も覚えることができず、テスト前泣いていました。
真面目に授業を受けているのに、10点を取ったこともあります。
場面緘黙という障害もあり、クラスメイトの前で話すことはできませんでした。
落ちこぼれだったのかもしれません。
でも少人数制の私立の中学に入学し、個別で生徒を見てくれることで、自信がつきました。
また頼られることで、しっかりしてきたように思います。
勉強も右肩上がりに伸び、高校は進学校に進学することができました。
しかもクラスはアッパークラス。東大を目指す生徒もおり、いい刺激になりました。
大学も希望の大学に合格することができました。
さらに、契約社員ではありますが、新聞記者の夢も叶えました。
私の経験から、子供時代の学習の遅れは取り戻せると思っています。
長男や次男の発達が緩やかで、療育に通っていますが、将来は希望する進路につけると信じています。
大学や会社は受験や試験があるので、落ちることもあるかもしれませんが、
なりたい自分になるのは、何度でもチャンスがあります。
子どもの発達検査や問題に一喜一憂するのではなく、広い視野を持って、育児に臨みたいなと思います。
