にゃんこママの独り言

発達グレー息子とうつ病ママの育児奮闘記です!

依存心は悪者か

私の長男には依存心がある。
私がいなきゃダメ、という意味では決してない。
「誰かが手伝ってくれるだろう」「そのうちやってくれるだろう」とした甘えがあるのだ。

部屋を散らかして、片付けるときも、「ママ、手伝って」
文字の練習をしているときも、「ママ、書いて」
お風呂や着替えも「ママ、洗って、着替えさせて」

自分ひとりの力で、できないわけではない。
でも、要は面倒くさいのだ。

私が過保護に手を焼いているからだろうか、と自分を責めたくなる日もある。

でも、
私は昔、自分のことは自分でやる主義で、完璧主義だった。
その結果、育児を誰にも頼れなくて、病気になった。

病気になって初めて、人に頼る大切さを知った。
頼り方も知った。

「できない」「やって」という長男は頼り方のプロなのではないか。

長男は外面がいい。
初めて会う人には「いい子ね」と褒められる
幼稚園やおばあちゃん家では着替えも片付けも自分でやっているらしい。

なら家でだらだらと、母に依存するのはいいのではないか。
外でも中でも完璧だったら、息が詰まる。

 

相沢忠洋という人

藤武士著「読むだけですっきりわかる日本史」を読んでいる。
まだ二章の途中だが、面白くて、すらすら読める。
興味深かったのが、相沢忠洋の人生。

旧石器時代にも日本に人が住んでいたと発見したのが、相沢忠洋という人だ。
彼は昭和元年、東京で生まれて、学校ではなく、独学で考古学を学んだ。
戦後、働きながら、仕事の合間に群馬の岩宿という遺跡を発掘して、打製石器を発見した。
打製石器の報告を受け、ある大学の教授とチームが派遣され、さらに調査した結果、旧石器が本物であるとわかった。
ところが発見者は、相沢ではなく、その教授ということにされた。
相沢は大学教授ではなく、さらに大学で考古学を学んだこともなかったからだ。
しかしその後も発掘を重ね、相沢は世間で認められるようになった。

そして、以下が感想

確かに大学の研究者や、政治家など肩書のある人の発言や活動が注目されるのは、最もだ。
しかし無名の青年でも、コツコツ勉強や活動を重ねていけば、その活動が注目される可能性がある。
それを知ることができて、本当によかった。

私も勉強、研究したいことが山ほどある。
歴史や、社会情勢、福祉とジャーナリズムとか特に関心がある。
けれど大学院に行くお金も時間もないので、独学で勉強するしかない。
世間に注目されたいわけではないが、大学院に行くだけの力を独学で極めたい。
学校に行ってではないと、手に入らない情報も多々あると思う。
でも学校に行けさえすれば、安心して、それ以上の情報収集を怠る可能性もある。

相沢のように自分をしっかり持っていれば、何かを成し遂げることができるように思う。

知ることから

NHK高校講座の日本史の授業を見て、勉強しているんだけど、
太平洋戦争の回は途中で見れなくなった。

死んだ人が何度も映されて、目を覆いたくなったから。
こんな光景を、戦時中の人は見ていたんだよね
目をそらさないようにしようと思ったけど、あまりに残酷でできなかった。

戦争を止める方法ってないのかな

世間知らずの病気持ち主婦が何を言ってる?

そんな私に何ができる?

微力にもほどがあるって言われそう。

でも、殺し合いなんてしたくない。

大切な人を守りたい。

イギリスの福祉は、調査から始まったと言われている。
それによって貧しい理由が個人のせいでなく、社会がきっかけであると知られるようになった。

なにかを変える第一歩は知ることから始まる。

私は無知だから、福祉や歴史や社会情勢を勉強して、なにかを探りたい。

私にできることってなんだろう。

読みたい本

読みたい本

・最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常
・これだけ覚える!登録販売者重要項目500
・読むだけですっきりわかる日本史・世界史
・お探し物は図書室まで
・モモ
・ピンクとグレー
・読書嫌いのための図書室案内
・向日葵の咲かない夏
・ビブリア古書堂の事件手帳②~
・世界でいちばん透きとおった物語
・漫画「フルーツバスケット
・13歳からのアート思考
・猫を抱いて象と泳ぐ
・常設展示室
森博嗣のS&Mシリーズ


もっとたくさん読みたい本があるけれど、今の読みたい度マックスの本たち。
図書館や本屋舞台にしている小説は、それだけで読みたくなる。。。

書道に、息子の勉強に奮闘中

一月から書道を始めた。
教室は自宅から遠いので、通信教育だ。
小学生のころ、書道をやっていたので、ある程度の道具は持っていた。
筆や半紙、墨を買い足して、本格的にスタート。
月謝5000円、競書誌代700円で、費用は月6000円。
文庫本を、月に何冊買えるんだろう。。。と思ってしまう。
でも空いた時間を有意義に使いたいし、夢だった師範の資格を取りたい。
そう思って始めてみることにした。

書道は古典(昔の書家たちの書)を学ぶことで、上達が早まるそう。
通信の添削は二回。受け身で待ってたら、全然上達しないと思う。
書家のYouTubeを見たり、本読んだり、NHK高校講座の書道を見たりして、
自分なりに上達方法を探りたい。

小学校のころ、何年か習ってた。
2段くらいまで取ったけど、辞めてしまって、
新しく書道を始めるので、また10級からスタート
大人の書道は書く文字も難しいし、進級するのが厳しいそう。
挫折しそう…(笑)
でもやり始めたからには、自分の力を試してみたい。

長男は4月から小学生。
PTAの地区委員を任され、ドキドキしてる。
友達はできなくても、顔見知りが増えるだけでも違うと思うから、頑張ってみる。

長男と言えば、マイクラが好き。
「ダイアモンドって実際にあるんだよ」って言ったら驚いてた。
イクラのアイテムって実際にあるものが多い。
そこで「マインクラフト地球のひみつ大図鑑」という本を買ってみた。
長男の反応が楽しみ!

また歴史も知ってほしくて、「はじめてのにほんのれきし絵本」っていう絵本も買ってみた。
これ、本当におすすめ!
各時代の街並みが大判のイラストで描かれていて
「昔は馬が電車をひいてたのかー」
「戦争ってなんで起きたの。なんで終わったの」
って興味津々。
日本史よくわかっていないから、変な答えはできないと思って、
「小学校になったら、勉強するよ」って逃げっちゃったけど、
詳しく勉強して、教えてあげたいな。

才能か幸せか

週3回くらいのペースで、30分~1時間小説を書いている。
一つは新作で、もう一つは前書いた小説のリメイク。
どちらも新人賞に応募しようと思っている。

前書いた小説は、起承転結があって、なかなか読み応えあると自分でも思う。
でも新作は文体が淡々としていて、これ、面白いかって葛藤がある。

大学生のころは多感な時期で、いろんなことに感動して、いろんなことに傷ついて、
小説書いてフィクションにしないと心を保てなかった。

でも今は薬飲んでるからかもしれないけど、
穏やかすぎるの!
心が安定しすぎてて。。。

病人としてみたら、いいことなんだけど、
表現者としては、ちょっと物足りない気がする。

主人公をもっと憑依させたい。
主人公と一緒に悲しんで、主人公と一緒にワクワクして、
主人公になりきりたい。

でも、あんまり喜怒哀楽を出しすぎても、病気に悪そうって、自分でブレーキをかけてて
感情移入が全然できてないんだよね

健康を取るか、作品を取るかって言われたら、
申し訳ないけど健康を取る。
再発して、また入院とかなったら嫌だし、
周りにも迷惑かけたくないし。

昔は図工も習字も、小説もみんなから褒められていた。
でもどこか浮いていて
才能なんかいらないから、普通になって、普通に友達とか作りたいって思っていたけど
今、普通?の幸せが手に入ったら、才能が欲しくなる
わがままだよね

でもどちらも叶えたいって、本気で思ってる。

知識が足りないと思い知らされた日

ビブリア古書堂の事件手帖読了。
作者の三上延さんは古書の知識がすごくあって、知らない本、知識を教えてもらえた。

私は高校の時から小説を書いているけれど、結構無知。
小説にアウトプットできるほど、物知りなわけじゃない。
読書だって、高校のころは年に100冊読んだりしたけれど、今は月に4冊読めればいい方。
筋金入りの読書家ってわけでは、全然なくて。

子育て中だからとか、働いていた時は仕事があるからとか、言い訳ばかりしていたけど、
今、一人の時間、隙間時間は割とある。

もっともっと知識を得たい
もっともっと面白い小説を書きたい

そのためにできることを、今から初めてみよう