にゃんこママの独り言

発達グレー息子とうつ病ママの育児奮闘記です!

読書の冬

読書ブームが来ている。
ミステリーを読みたくて、「葉桜の季節に君を想うということ」「十角館の殺人」を数日で読み切った。
葉桜~は、出だしが性描写で過激だったので、そのまま読み進めるか迷ったが、
あるどんでん返しがあり、面白かった。最後には勇気がもらえる作品だった。

十角館~は、王道ミステリーで、これまで読んだことのある人は多いと思う。
こちらもどんでん返しに驚かされた。
ミステリーサークルのメンバーが孤島に遊びに行き、一人ずつ殺されていくという内容。
こちらも面白かったので、ぜひ。

また専門書も読んでいる。

私は精神疾患を患っているため、自分の病気は自分で直したいとどこかで思っている。
主治医を信じる気持ちも大切だが、患者側にも医学の知識があった方がいいと思う・

そこで読もうと思ったのが、放送大学大学院の教科書、精神医学特論と生活変動と社会福祉という本だ。
大学院の本だけあって、少し難しかったが、充実した内容だった。

今日は精神医学特論を紹介したい。
精神医学の歴史、気分障害うつ病など)、統合失調症、不安障害、児童、青年、高齢期の精神疾患などが項目別に書かれている。

その中で、印象的だったのが、次の項目。

●精神医学の診断は国際的な基準があり、アメリカ精神医学会や、WHOが定めている
アメリカでは統合失調患者は、1~5年妄想などの症状が出なかったら、服薬を辞めていいというガイドラインがある。
 日本では医者の判断に任されている。
●高齢化すると記憶力、計算力といった流動性知能が衰えるのに対し、
判断力、創造性などの結晶的知能は生涯にわたって維持、成長が可能である。

特に最後の高齢者になっても、創造性の分野は成長できるという点を知れたことは、本当に有意義であると思う。

この冬から書道を習い始めようと思っている。
絵を描くのも好きだ。
小説も書いている。
書道も絵も小説も、生涯にわたり、成長していきたい。
それが可能だと書かれており、晩年もやること多しだな。