にゃんこママの独り言

発達グレー息子とうつ病ママの育児奮闘記です!

生きてさえいれば人生は裏切らない

歌やスポーツ、勉強、なんでもそうだが、何か突出して長けている人を見ると、時折不安に駆られることがある。
それができなくなったら、燃え尽きてしまうのではないかー。

亡くなった神田沙也加さんのホテルから、歌が歌えなくなったらどうしようーと書かれた紙が見つかったという。
歌と芝居で生きると覚悟していた彼女にとって、その恐怖はどれほどか。

子どもを産み、うつ病になり、社会を“引退”した身から言わせてもらうと、才能がなくなった後も人生は続いていく。
恋人を失っても、子供を失っても、同じで、無常に時が過ぎていくのだ。

私は書くことが好きで、小説家を目指していた。
しかしうつ病を発症し、服薬の関係か想像することが苦手になり、小説を書くと頭痛がするようになった。
大好きだった、才能があると信じていた小説が書けなくなり、落ち込んだこともある。
でも、人生は変わらず、続いていった。
相変わらず家族がいて、家事や育児などやることがあって、ライフワークがなくなっても、私の人生は変わらなかった。

つまり何が言いたいかというと、才能がなくなった、その先の人生も悪くはないよということだ。

神田さんとは悩みの次元が違うと思うけれど、死因もなにもわからないけれど、生きてさえいれば人生は裏切らないと信じたい。