にゃんこママの独り言

発達グレー息子とうつ病ママの育児奮闘記です!

小説が書けない

昔から物語を考えるのが好きで、漫画や小説を書いていた。
でもうつ病になってから、薬の影響か空想したり妄想したりすることが苦手になり、物語を書くことができなくなった。

昨日音楽番組があっており、バックナンバーのクリスマスソングを聞いた。
切ないメロディーを聴き、小説書きたい!と思うのだが、詳しいことを考えようとすると頭痛がしてきた。

うつ病はだいぶ治っているが、再発防止のために薬は飲まなきゃいけないそう。
うつ病になってなかったら、薬を飲まなくてもよかったらなぁと思うが、そもそも私に才能なんてあったのかなと思う日もある。

才能がないことを受け入れるのが怖くて、薬のせいにしているのではないかと思うのだ。

小説を読み、これくらいなら書けると思っていたのは、私が子供だったからなのかも。
文章が得意だと思っていたのも、井の中の蛙だったのかもしれない。

でも大学生のときや記者だった時は、もっとアイデアが浮かんでいた。
刺激的な毎日に感化され、寝る間も惜しんで小説を書いていた。

高校の時は文芸部、大学では文学部、会社は新聞社。
芽生えていたはずの、才能が、今では消えている。
才能も大事に育てなければなくなるのかもしれない。

才能や名声なんていらないから、暖かい家族が欲しいと思って結婚したけれど、
家族がうまく回ると、才能も欲しいと、ついつい求めてしまう。
すらすらと小説が書けたあの日々を取り戻したいと願ってしまう。

贅沢すぎるのかもしれない。
たるを知るは、大切な言葉。